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台風前にベランダで片付けるもの一覧|飛ばされやすい物と対策

台風前にベランダで片付けるものと飛ばされやすい物の対策

「台風が近づいているけど、ベランダの物ってどこまで片付ければいいの?」

台風の予報を見て、ベランダを眺めながら迷ったことはありませんか。

台風の強い風では、普段なら動かないと思っている物でも、 倒れたり飛ばされたりすることがあります。

飛ばされた物が自宅の窓ガラスを割るだけでなく、 近隣の住宅や車を傷つけたり、人に当たったりするおそれもあります。

気象庁も、台風や大雨が近づく前に、 風で飛ばされそうな物を固定したり、家の中へ移したりするよう呼びかけています。

この記事では、防災士の視点から、 台風前にベランダで片付けておきたい物を一覧で紹介します。

植木鉢や物干し竿、サンダル、収納ボックスなどの対策から、 忘れがちな排水口の掃除、マンションならではの注意点まで、 チェックリスト付きでまとめました。

この記事でわかること

  • 台風前にベランダで片付けるもの
  • 植木鉢や物干し竿の対策
  • 室内にしまえない物の対処方法
  • 排水口を掃除しておく理由
  • マンションのベランダで注意すること
  • 台風前に使えるチェックリスト

台風に備えて家全体をチェックしたい方は、 台風が来る前にやること7つ|前日までの防災チェックリスト もあわせて確認しておきましょう。

なぜ台風前にベランダを片付けるの?

飛ばされた物が思わぬ事故につながる

台風の強風で飛ばされた物は、 自宅だけでなく周囲にも被害を与える可能性があります。

  • 飛来物で自宅の窓ガラスが割れる
  • 隣の住宅や車を傷つける
  • ベランダから落下した物が人に当たる

特に、サンダル、ハンガー、バケツなどの軽い物は、 「これくらいなら大丈夫」と残してしまいがちです。

台風が近づいたら、 「飛びそうな物だけを探す」のではなく、ベランダに出ている物をできるだけ室内へ移す と考えるとわかりやすいでしょう。

排水口が詰まるとベランダに水がたまる

もう一つ確認しておきたいのが、 ベランダの排水口です。

台風では短時間に大量の雨が降ることがあります。

そこに落ち葉や土、ゴミなどが流れ込んで排水口が詰まると、 ベランダに水がたまりやすくなります。

水が増えれば、 サッシ周辺から室内へ浸水する原因になることもあります。

気象庁も、大雨への備えとして 側溝や排水口を掃除し、水はけを良くしておくよう案内しています。

台風前にベランダで片付けるもの一覧

ここからは、ベランダによく置かれている物ごとに 対策を見ていきましょう。

植木鉢・プランター

まず確認したいのが植木鉢やプランターです。

小さな鉢は飛ばされやすく、 大きな鉢でも強風で倒れることがあります。 陶器製の鉢が割れると、破片が飛散する危険もあります。

  • 小さな鉢:室内へ取り込む
  • 大きな鉢:可能であれば室内へ移す
  • ハンギングタイプ:外して室内へ移す
  • 室内へ移せない物:風を受けにくい低い状態にし、安全な方法で対策する

室内に取り込むときは、 鉢から落ちる土や水で床が汚れないよう、 ブルーシートなどを敷いておくと片付けやすくなります。

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植木鉢を室内へ移すときの床養生に|アイリスオーヤマ ブルーシート #3000

鉢植えや屋外用品を一時的に室内へ移すとき、 床に敷いて土や水による汚れを防ぎやすい厚手タイプのブルーシート。 防災用品としてだけでなく、普段の養生やアウトドアにも使えます。 台風時にベランダへ広げたまま使用するのではなく、 屋内での床養生用として活用しましょう。

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物干し竿

物干し竿は長く、 強風で竿受けから外れた場合には非常に危険です。

  • 竿受けから外す
  • できれば室内へ取り込む
  • 室内に入らない場合は、風を受けにくい低い場所へ移す
  • 可動式の物干し金具は収納できる状態にする

マンションでは、手すりなどへの固定が 管理規約で制限されている場合もあります。

自己流で固定するのではなく、 建物のルールを確認しましょう。

洗濯バサミ・ハンガー・ピンチハンガー

ハンガーや洗濯バサミは軽く、 強風で飛ばされやすい物です。

物干し竿だけを片付けて、 ハンガーやピンチハンガーを残してしまわないよう注意してください。

すべて室内へ取り込みましょう。

サンダル・スリッパ

ベランダ用のサンダルも、 台風前に忘れやすい物の一つです。

軽くて風を受けやすいため、 室内や靴箱へ移しておきましょう。

収納ボックス

屋外用の収納ボックスも注意が必要です。

中身が少ない物は、 見た目以上に軽い場合があります。

  • 移動できる物:室内や安全な収納場所へ
  • ふたが外れる物:確実に閉める
  • 簡単に移動できない物:メーカーの設置方法やマンションの管理規約を確認する

中に重りを入れれば絶対に飛ばない、 というわけではありません。

できるだけ屋内へ移すことを優先しましょう。

ゴミ箱・バケツ・じょうろ

空のゴミ箱、バケツ、じょうろなどは軽く、 強風の影響を受けやすい物です。

室内や安全な収納場所へ移しておきましょう。

ほうき・デッキブラシ・ちりとり

壁に立てかけた掃除道具も そのままにしないようにします。

基本的には室内へ移し、 どうしても入らない場合も立てかけたままにせず、 安全な場所へ移動してください。

ガーデンチェア・テーブル

屋外用のイスやテーブルも 強風で動く可能性があります。

  • 折りたためる物:たたんで室内へ
  • 移動できる物:できるだけ室内へ
  • 大型で移動できない物:製品の固定方法や管理規約を確認する

特に軽量の樹脂製家具は注意しましょう。

すだれ・よしず・日よけシェード

すだれ、よしず、サンシェードなどは面積が大きく、 風を受けやすい物です。

台風前には取り外し、 丸めるなどして室内に保管しましょう。

人工芝・ウッドパネル

ジョイント式の人工芝やウッドパネルも、 浮きやめくれがあると強風の影響を受ける可能性があります。

取り外せるタイプなら、 台風前に外して屋内へ移すことも検討しましょう。

また、人工芝やウッドパネルの下には 落ち葉やゴミがたまりやすいため、 排水口周辺も確認しておきます。

自転車・三輪車・子どものおもちゃ

自転車や三輪車、ボール、ビニールプール、 外遊び用のおもちゃなども忘れずに確認します。

室内や物置など、安全な場所へ移動しましょう。

戸建ての場合は、 ベランダだけでなく庭や玄関まわりも同時に確認してください。

室外機カバー・ラティス・目隠し

エアコンの室外機そのものだけでなく、 後から取り付けたカバーや目隠しにも注意が必要です。

市販の日よけカバー、ラティス、目隠しパネルなどで、 外れたりぐらついたりする物は台風前に安全な状態にしておきましょう。

一方で、 室外機本体を自分で無理に動かしたり、自己流でロープを巻き付けたりするのは避けましょう。

室外機の転倒が心配な場合は、 専用の転倒防止金具などについて、 施工業者やメーカーへ相談するのが安全です。

室内にしまえない物は「低く・小さく・確実に」

理想は、ベランダをできるだけ空にすることです。

どうしても室内へ移せない物がある場合は、 次の3つを意識します。

室内にしまえない物の基本

  • 低くする:立てた状態を避け、できるだけ風を受けにくい状態にする
  • 小さくする:折りたためる物は折りたたむ
  • 確実に対策する:製品の説明書や管理規約に従い、安全な方法を選ぶ

ベルトなどは、 屋外用品を整理したり束ねたりする補助として使えます。

注意

結束ベルトを使えば、 台風の強風でも安全になるという意味ではありません。 ベランダに残す物を減らすことを最優先にし、 使用する場合も製品の用途や固定対象、 マンションの管理規約を確認してください。

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屋外用品をまとめる補助に|TRUSCO 耐衝撃樹脂バックル付結束ベルト

折りたたんだ屋外用品などをまとめるときに使える バックル付きの結束ベルトです。 台風対策では、まず物を屋内へ移すことを優先し、 どうしても移動できない用品を整理する補助として使用しましょう。

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※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。台風時の耐風安全性を保証する商品ではありません。

忘れずに!ベランダの排水口を掃除する

物を片付けたら、 排水口も確認します。

  • 落ち葉を取り除く
  • 土や泥を取り除く
  • ゴミを取り除く
  • 人工芝やウッドパネルの下も確認する
  • 排水口周辺に物を置かない

排水口のふたなどを外す場合は、 設備を無理に分解せず、 自分で安全に掃除できる範囲にとどめましょう。

台風が近づいてから慌てるより、 台風シーズンに入る前から定期的に確認しておくと安心です。

大雨で玄関まわりの浸水が気になる方は、 玄関の浸水は何cmから危ない? もあわせて確認してください。

玄関や店舗入口などへの浸水対策を検討している場合は、 止水板とは?使い方・必要枚数・選び方 も参考になります。

マンションのベランダは避難経路になることも

マンションのバルコニーは、 国土交通省のマンション標準管理規約では共用部分として扱われ、 各住戸に専用使用権を設定することが想定されています。

ただし、実際のルールはマンションごとに異なるため、 管理規約を確認してください。

また、火災などの際には バルコニーが避難経路になる場合があります。

特に次の周辺を物で塞がないようにしましょう。

  • 隣の住戸との隔て板
  • 避難ハッチ
  • 避難はしご
  • 避難のために通るスペース

台風対策で家具や植木鉢を移動させた結果、 隔て板の前や避難ハッチの上を塞いでしまわないよう注意してください。

マンションでの備えをまとめて確認したい方は、 マンションの防災対策 も参考にしてください。

ベランダを片付けたら窓ガラスも対策する

自宅のベランダを空にしても、 周囲から飛来物が飛んでくる可能性はあります。

ベランダの片付けとあわせて、 窓も確認しましょう。

  • 雨戸やシャッターがあれば閉める
  • 窓や雨戸をしっかり施錠する
  • 飛散防止フィルムを貼る
  • カーテンやブラインドを閉める
  • 台風の最中は窓の近くで過ごさない

気象庁も、室内の安全対策として、 窓ガラスへの飛散防止フィルムや、 飛来物に備えてカーテン・ブラインドを閉めることを案内しています。

飛散防止フィルムは、 台風の直前だけではなく、 平常時から施工しておける対策です。

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窓ガラスの飛散対策に|アイリスオーヤマ 飛散防止フィルム HBF-9618N

96×180cmの透明タイプの窓用飛散防止フィルム。 窓ガラスの破損そのものを完全に防ぐものではありませんが、 ガラスが割れた際の飛散を抑えるための備えとして使えます。 台風が近づいてから慌てて施工するのではなく、 平常時から窓まわりの対策として準備しておきましょう。

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※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。使用できるガラスの種類や施工方法も購入前に確認してください。

なお、窓に養生テープを「米」の字に貼る方法だけに頼るのではなく、 飛散防止フィルムや雨戸・シャッター、 カーテンなどを組み合わせて備えましょう。

ベランダを片付けるタイミングはいつ?

風が強くなる前の明るいうちに

ベランダの片付けは、 風が強くなる前に終わらせます。

台風の進路や接近時間がわかったら、 できるだけ前日までに余裕を持って準備しておきましょう。

気象庁も、家の外の備えについて 「大雨が降る前、風が強くなる前」 に行うよう案内しています。

風が強くなったらベランダに出ない

「サンダルをしまい忘れた」

「物干し竿を外していなかった」

と気づいても、 すでに風が強くなっている場合は無理に外へ出ないでください。

強風下では、

  • 風にあおられて転倒する
  • 飛来物に当たる
  • ドアや窓に手を挟む

といった危険があります。

物を守るために、 自分が危険な場所へ出ないことが大切です。

台風が過ぎた直後も注意する

台風が通過したあとでも、 すぐに風が弱まるとは限りません。

最新の気象情報を確認し、 安全になってから外へ出ましょう。

ベランダには割れたガラスや飛来物が落ちている可能性もあります。 確認するときは素足やサンダルを避け、 靴を履いてください。

台風前のベランダ片付けチェックリスト

  • □ 植木鉢・プランターを室内へ移した
  • □ ハンギングプランターを外した
  • □ 物干し竿を竿受けから外した
  • □ 物干し金具を収納した
  • □ ハンガー・洗濯バサミを室内へ入れた
  • □ サンダル・スリッパを片付けた
  • □ 収納ボックスを移動・確認した
  • □ ゴミ箱・バケツ・じょうろを片付けた
  • □ ほうき・デッキブラシを片付けた
  • □ ガーデンチェア・テーブルを片付けた
  • □ すだれ・よしず・シェードを外した
  • □ 人工芝・ウッドパネルの浮きを確認した
  • □ 自転車・三輪車・おもちゃを移動した
  • □ 室外機カバー・ラティスなどを確認した
  • □ 排水口のゴミを取り除いた
  • □ 隔て板の前を塞いでいない
  • □ 避難ハッチの上に物を置いていない
  • □ 雨戸・シャッターを閉めた
  • □ カーテン・ブラインドを閉めた

まとめ|台風前のベランダは「できるだけ空っぽ」に

台風前のベランダ対策で覚えておきたいポイントは4つです。

  • しまえる物は室内へ
  • 残す物は風を受けにくい状態にする
  • 排水口のゴミを取り除く
  • 風が強くなる前に作業を終える

最もわかりやすい目標は、 ベランダをできるだけ空っぽにしておくことです。

普段からベランダに置く物を少なくしておけば、 台風が近づいたときの作業も少なくできます。

台風の予報が出たら、 このチェックリストを使って、 風が強くなる前に一つずつ確認してみてください。

さらに家全体の台風対策を確認するなら、 台風が来る前にやること7つ を、 停電・断水なども含めて防災用品を見直したい方は、 防災グッズおすすめ10選 もあわせてご覧ください。

参考情報

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