災害への備えが必要だと分かっていても、「結局、何を用意すればいいの?」と迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。
防災グッズは数多く販売されていますが、すべてを一度にそろえる必要はありません。
大切なのは、停電・断水・物流の停止など、災害発生後の生活を想像しながら、本当に必要なものから優先して備えることです。
この記事では、防災士の視点から、家庭でまず用意しておきたい防災グッズを10種類に絞って紹介します。
「防災セットを買えば十分?」「水や食料はどのくらい必要?」「何から買えばいいか分からない」という方は、ぜひ備えを見直す際のチェックリストとして活用してください。
まずそろえたい防災グッズ10選
最低限チェックしておきたいのは、次の10種類です。
| 防災グッズ | 主な用途 |
|---|---|
| 飲料水 | 断水時の水分補給 |
| 非常食 | 食料供給が止まった場合への備え |
| 携帯トイレ | 断水・排水設備停止への備え |
| モバイルバッテリー | スマートフォンの充電 |
| 懐中電灯・ランタン | 停電時の照明 |
| 防災ラジオ | 通信障害時の情報収集 |
| 救急用品 | ケガへの応急処置 |
| 衛生用品 | マスク・ウェットティッシュなど |
| 防寒・保温用品 | 停電時や避難時の体温維持 |
| ホイッスル | 閉じ込められた場合などの救助要請 |
ここから、それぞれ詳しく見ていきます。
1. 飲料水
防災用品の中でも、優先して備えておきたいのが飲料水です。
災害によって断水すると、普段のように蛇口から水を確保できなくなる可能性があります。
飲料用だけでなく、状況によっては調理などにも水が必要になります。
まずは家族の人数を確認し、数日間生活できる量を意識して備蓄しておきましょう。
ペットボトルの水は賞味期限を定期的に確認し、普段から飲みながら買い足す「ローリングストック」にすると、無理なく管理できます。
KFG 長期保存7年 純天然アルカリ保存水 2L×6本
災害時の断水に備えて、まず確保しておきたいのが飲料水。 7年間の長期保存ができるため、交換の手間を抑えながら家庭の防災備蓄としてストックしやすい保存水です。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
2. 非常食
水と一緒に準備したいのが非常食です。
アルファ米、レトルト食品、缶詰、栄養補助食品など、長期保存できる食品にはさまざまな種類があります。
ただし、保存期間の長さだけで選ぶ必要はありません。
普段から食べ慣れているレトルト食品や缶詰を少し多めにストックしておき、消費した分を補充する方法もおすすめです。
特に子どもや高齢者がいる家庭では、「非常時でも食べられるものか」という視点も大切です。
尾西食品 アルファ米 12種類 コンプリートBOX
災害時の食事として備えておきたい、尾西食品のアルファ米セット。 12種類の味が入っているので、非常時でも同じ味が続きにくく、家庭の長期備蓄にも取り入れやすい非常食です。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
3. 携帯トイレ
忘れられがちですが、かなり重要なのが携帯トイレです。
水道が使えても、下水道や建物の排水設備に問題が発生している場合、トイレを流せないことがあります。
「水があるから流せる」と自己判断せず、災害時には自治体や管理者などからの情報を確認することが重要です。
携帯トイレは場所をあまり取らないため、家族の人数に合わせて余裕を持って備えておきましょう。
Fanxieast 非常用トイレ 120回分
断水や排水設備の停止に備えて、自宅にストックしておきたい非常用トイレ。 120回分のセットなので、家族で使う家庭備蓄としてまとめて用意しておきたい場合にも取り入れやすい商品です。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
4. モバイルバッテリー
スマートフォンは災害時にも重要な情報源になります。
家族との連絡、自治体からの情報、ニュース、地図などを確認するためにも、バッテリー切れへの備えが必要です。
普段使っているモバイルバッテリーも防災用品として活用できます。
ただし、持っているだけで充電が空では意味がありません。
定期的に残量を確認することまでを防災対策に含めておきましょう。
Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W)
停電時のスマートフォン充電用として備えておきたいモバイルバッテリー。 10000mAhクラスで、防災用として備えながら普段使いもしやすいモデルです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
5. 懐中電灯・ランタン
停電すると、夜間の室内は想像以上に暗くなります。
移動用には懐中電灯、部屋全体を照らす用途にはランタンが便利です。
家族で暮らしている場合は、一つだけではなく複数の照明を用意しておくと安心です。
乾電池式の場合は予備の電池も一緒に保管しておきましょう。
停電が実際に起きたときの行動については、停電したらまず何をする?自宅でやることを順番に解説で詳しく紹介しています。ライトや電源の備えとあわせて確認しておきましょう。
充電式 LED懐中電灯
停電時や夜間の避難に備えて、すぐ手に取れる場所に用意しておきたいLED懐中電灯。 充電式で、明るさの切り替えやCOB作業灯、防水機能などを備えた多機能タイプです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
6. 防災ラジオ
スマートフォンがあれば十分と思われがちですが、大規模災害では通信環境が不安定になる可能性があります。
そのため、情報収集手段を一つに依存しないことが大切です。
乾電池式や手回し充電対応など、自宅の備え方に合ったラジオを選びましょう。
Greeshow 防災ラジオ GS-297
停電時や通信障害時の情報収集に備えておきたい多機能防災ラジオ。 手回し・ソーラー・USB充電に対応し、ラジオだけでなくLEDライトやスマートフォンの緊急充電にも使えるモデルです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
7. 救急用品
災害時には、割れたガラスや転倒した家具などによってケガをする可能性があります。
絆創膏、ガーゼ、包帯、消毒用品など、基本的な救急用品をまとめておくと便利です。
防災リュックに入れるものとは別に、自宅にも救急セットを用意しておくと使いやすくなります。
NORAH 救急セット 21点セット
災害時のケガや応急処置に備えて用意しておきたい救急セット。 必要なアイテムをひとまとめにできるので、自宅の防災備蓄だけでなく避難用バッグにも入れておきやすいセットです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
8. 衛生用品
断水すると、手洗いや入浴など普段当たり前にできている衛生管理が難しくなります。
ウェットティッシュ、マスク、ティッシュ、ポリ袋などを用意しておきましょう。
女性がいる家庭では生理用品、乳幼児がいる家庭ではおむつなど、家族ごとに必要なものを追加することも重要です。
アイリスオーヤマ TES-5 衛生用品ボックス
災害時に必要な衛生用品をまとめて備えておける防災向けセット。 断水時や避難生活で不足しやすい衛生用品をひとまとめにできるため、家庭の備蓄を見直すときにも取り入れやすいアイテムです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
9. 防寒・保温用品
災害はいつ発生するか分かりません。
冬場の停電では暖房器具が使えなくなる可能性があるため、毛布や防寒着なども備えておきたいところです。
非常用のアルミシートはコンパクトなので、防災リュックにも入れやすいアイテムです。
Eco Ride World エマージェンシーシート 3枚セット
災害時の寒さ対策として備えておきたいエマージェンシーシート。 コンパクトに収納できるため、防災リュックにも入れやすく、避難時や停電時の防寒対策として備えておきやすいアイテムです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
10. ホイッスル
ホイッスルは小さな防災用品ですが、倒壊した建物やエレベーターなどに閉じ込められた場合、自分の居場所を知らせる手段の一つになります。
声を出し続けるよりも少ない負担で音を出せるため、防災リュックや普段持ち歩くバッグなどに取り付けておく方法もあります。
ネセクト エマージェンシーホイッスル
災害時に自分の居場所を知らせるため、防災リュックに入れておきたい緊急用ホイッスル。 コンパクトで持ち運びやすく、カラビナやストラップ付きなので、バッグなどにも取り付けて備えておきやすいアイテムです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
防災グッズは「買って終わり」にしない
防災用品で意外と起こりやすいのが、
「買ったことで安心して、そのまま何年も確認していない」
という状態です。
食品や水には賞味期限がありますし、モバイルバッテリーは充電が減っていることがあります。乾電池にも使用推奨期限があります。
防災用品は定期的に点検し、食料を食べて新しいものに交換したり、ライトを実際につけたりしながら、必要なときに使える状態を保っておきましょう。
特に台風はある程度接近を予測できるため、直前に備えを確認することも大切です。具体的なチェック項目は、台風が来る前にやること7つ|前日までの防災チェックリストで紹介しています。
家族によって「必要な防災グッズ」は違う
今回紹介した10種類は基本的な備えです。
実際には、家族構成や生活環境によって必要なものが変わります。
乳幼児がいるならミルクやおむつ、高齢者がいるなら普段使用している生活用品、ペットがいるならフードや水なども必要になります。
また、マンションと戸建て、自宅と職場でも想定すべき状況は異なります。
市販の防災セットだけで完結させるのではなく、「自分たちの生活に何が必要か」まで考えて追加することが大切です。
明治ほほえみ らくらくミルク 240ml
乳幼児がいる家庭では、災害時のミルクも忘れずに備えておきたいアイテム。 液体ミルクなら調乳用のお湯を用意する必要がないため、停電や断水などで普段どおりの調乳が難しいときの備えとして役立ちます。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
まとめ|まずは10種類から防災を始めよう
防災というと、大量の非常食や専門的な道具をそろえなければならないイメージがあるかもしれません。
でも、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、
水・食料・トイレ・電源・明かり
など、災害後の生活に直結するものから確認してみてください。
すでに家にあるものも多いはずです。
足りないものを一つずつ追加し、ときどき見直す。
Bousailyでは、そんな「防災を特別なことにせず、毎日の暮らしの中に取り入れる備え方」を紹介していきます。
Bousailyでは、企業・施設・団体などの防災備蓄や、防災用品の選定についてご相談いただけます。
「何を備えればいいか分からない」「必要な数量を整理したい」「備蓄品をまとめて検討したい」といった段階からでもお気軽にご相談ください。
法人向け防災について相談するAD
