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地震が起きたらまず何をする?発生直後の行動を順番に防災士が解説

地震が起きたらまず何をする?発生直後の行動を順番に防災士が解説

地震は、いつ起きるかわかりません。

突然大きな揺れが起きると、「火を消した方がいい?」「すぐ外に逃げる?」「まず何をすればいい?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

地震が起きたときに最優先するのは、自分の身を守ることです。

揺れている最中に無理に火を消しに行ったり、慌てて外へ飛び出したりするのではなく、まず安全な場所で揺れがおさまるのを待ちます。

この記事では、防災士の視点から、地震が発生した瞬間から避難を判断するまでの行動を順番にわかりやすく解説します。

地震が起きたらまず何をする?

地震が発生したら、基本的には次の流れで行動します。

  1. まず身の安全を確保する
  2. 揺れがおさまるまで無理に動かない
  3. 揺れがおさまったら火の元を確認する
  4. 出口を確保する
  5. 靴や防災スリッパを履く
  6. 家族や周囲の安全を確認する
  7. 正しい災害情報を確認する
  8. 必要に応じて避難する

特に覚えておきたいのは、「地震が起きたら、まず身を守る」ということです。

地震が発生すると反射的に外へ逃げたくなることがありますが、屋外では窓ガラスや看板、瓦などが落下してくる可能性があります。

まずは落ち着いて、自分の安全を確保しましょう。

① 揺れている間は、まず身を守る

強い揺れを感じたら、最初に行うのは身の安全の確保です。

丈夫な机やテーブルが近くにある場合は、その下に入り、揺れがおさまるまで身を守ります。

机が近くにない場合は、

  • 大きな家具から離れる
  • 窓ガラスから離れる
  • 照明器具の真下を避ける
  • 落下物が少ない場所へ移動する
  • クッションやバッグなどで頭を守る

といった行動を取ります。

ポイントは、「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所」で揺れがおさまるのを待つことです。

② 揺れている最中に無理に火を消さない

地震が起きると、「まず火を消さなければ」と考える人もいるかもしれません。

しかし、強い揺れの中でコンロやストーブに近づくと、転倒したり、熱い鍋や油でやけどをしたりする危険があります。

まずは身の安全を確保し、揺れがおさまってから落ち着いて火の始末をしましょう。

③ 揺れがおさまったら火の元を確認する

揺れがおさまったら、周囲の安全を確認しながら火の元を確認します。

  • ガスコンロの火を消す
  • ストーブや暖房器具を止める
  • 出火していないか確認する
  • ガス臭がしないか確認する

小さな火災で、安全に消火できる状況であれば消火器などを使用します。

ただし、炎が大きくなっている場合や危険を感じる場合は、無理に消そうとせず避難してください。

④ 出口を確保する

大きな地震では、建物がゆがんで玄関ドアや窓が開かなくなることがあります。

揺れがおさまったら、安全を確認しながらドアや窓を開け、避難できる出口を確保しておきます。

ただし、揺れている最中に無理に玄関まで移動する必要はありません。

⑤ 動く前に靴や防災スリッパを履く

地震後の室内では、割れたガラスや食器、家具の破片などが床に散乱している可能性があります。

裸足で歩いて足をけがすると、その後の避難が難しくなることもあります。

揺れがおさまったら、できれば底がしっかりした靴や防災用スリッパを履いてから移動しましょう。

特に就寝中の地震に備えて、寝室のすぐ手が届く場所に置いておくと安心です。

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地震後は、割れたガラスや食器などが床に散乱する可能性があります。 山善のストロングスリッパは、防災用の室内履きとして備えやすいアイテム。 寝室や玄関など、すぐ手に取れる場所に置いておくと安心です。

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⑥ 家族や周囲の安全を確認する

自分の安全が確認できたら、家族や同居している人の状況を確認します。

特に、

  • 子ども
  • 高齢者
  • けがをしている人
  • 介助が必要な人

がいる場合は、安全な場所へ移動できるようサポートします。

自宅内の安全が確認でき、余裕がある場合は、近隣で火災やけが人が発生していないかにも注意しましょう。

⑦ 停電したらライトを確保する

地震では停電が発生することがあります。

夜間や窓の少ない場所では周囲が見えにくくなり、割れたガラスや倒れた家具につまずく危険があります。

懐中電灯やLEDランタンに加えて、両手を空けて使えるヘッドライトを準備しておくと便利です。

スマートフォンのライトも使えますが、災害情報の確認や家族との連絡に使う可能性があるため、電池をできるだけ温存しておきましょう。

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地震による停電後は、周囲の安全を確認しながら移動する場面があります。 ヘッドライトなら両手を空けたまま照らせるため、 夜間の避難や室内の安全確認にも使いやすいアイテムです。

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⑧ 正しい地震情報を確認する

揺れがおさまったら、テレビ、ラジオ、スマートフォンなどで正しい情報を確認します。

確認しておきたいのは、

  • 震源や震度
  • 津波警報・津波注意報
  • 自治体からの避難情報
  • 火災など周辺の被害状況
  • 交通機関の状況

などです。

SNSでは災害時に未確認情報や誤情報が広がる場合があります。

気象庁、自治体、消防など、公的機関から発信される情報を優先して確認しましょう。

⑨ 海や川の近くでは津波を最優先に考える

海岸や河口、川沿いなど津波の危険がある場所にいる場合は、津波への避難を最優先にします。

海辺で強い揺れを感じたり、弱くても長くゆっくりとした揺れを感じたりした場合は、津波警報などの発表を待たず、海から離れてより高い安全な場所へ避難します。

津波警報や大津波警報が発表されている場合も、できるだけ早く高台や津波避難ビルなど安全な場所へ移動してください。

津波は繰り返し到達することがあります。

警報・注意報が解除されるまでは、安全な場所から戻らないようにしましょう。

⑩ 避難が必要か判断する

地震が起きても、必ずしもすぐ避難所へ行かなければならないわけではありません。

自宅に大きな損傷がなく、火災や津波、土砂災害などの危険がない場合は、自宅で安全を確保できるケースもあります。

一方で、

  • 建物が大きく損傷している
  • 火災が発生している
  • 津波の危険がある
  • 土砂災害の危険がある
  • 自治体から避難情報が出ている

といった場合は、安全な場所へ避難します。

避難するときはブレーカーやガスを確認する

自宅から避難する場合は、周囲の安全を確認し、可能な状況であれば電気やガスにも注意します。

  • 電気のブレーカーを確認する
  • ガスの元栓を確認する
  • 戸締まりをする
  • 非常持出袋を持つ

地震では、停電後に電気が復旧した際、倒れた暖房器具や傷んだ配線などから火災が発生する可能性があります。

感震ブレーカーなど、地震による電気火災を減らすための対策も平時から検討しておきましょう。

地震後はスマートフォンの電池を使い切らない

地震発生後は、スマートフォンを使う機会が急増します。

  • 家族への安否確認
  • 地震情報の確認
  • 津波情報の確認
  • 自治体の避難情報の確認
  • 地図の確認
  • 交通情報の確認

停電が長引くと、自宅でスマートフォンを充電できなくなる場合があります。

普段からモバイルバッテリーを充電した状態で準備しておくと、停電時の通信手段を確保しやすくなります。

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地震が起きたときにやってはいけないこと

地震発生直後は、焦って行動することでかえって危険になる場合があります。

特に次の行動には注意しましょう。

  • 揺れている最中に外へ飛び出す
  • 強い揺れの中で無理に火を消しに行く
  • 裸足で室内を歩く
  • エレベーターを使って避難する
  • SNSの未確認情報だけを信じる
  • 津波の危険があるのに海や川の様子を見に行く

「すぐに何かをしなければ」と焦るよりも、まず自分の安全を確保することが重要です。

地震発生直後の行動チェックリスト

  • □ 頭と身体を守る
  • □ 揺れがおさまるまで安全な場所で待つ
  • □ 揺れがおさまってから火の元を確認する
  • □ 避難できる出口を確保する
  • □ 靴や防災スリッパを履く
  • □ 家族の安全を確認する
  • □ 地震・津波情報を確認する
  • □ 自宅が安全か確認する
  • □ 必要に応じて避難する

日頃から「地震直後に使うもの」を準備しておこう

地震への備えというと、水や非常食を思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、地震が起きた直後に必要になるものも準備しておくことが大切です。

  • 靴・防災スリッパ
  • 懐中電灯・ヘッドライト
  • モバイルバッテリー
  • 携帯ラジオ
  • 非常持出袋
  • 消火器

特に靴やライトは、夜中に地震が発生した場合でもすぐ使えるよう、寝室の手が届く場所に置いておくと安心です。

防災グッズをまとめて見直す

何を備えればいいかわからない場合は、まず基本的な防災用品から確認してみましょう。

防災グッズおすすめ10選|防災士が本当に必要なものを厳選

停電への備えも確認する

大きな地震では停電が発生する可能性もあります。

停電したときに最初に確認することや、自宅での行動はこちらの記事で詳しく解説しています。

停電したらまず何をする?自宅でやることを順番に解説

水の備蓄量も見直す

地震によって断水が発生すると、飲料水の確保も重要になります。

家族人数別の備蓄量はこちらの記事で確認できます。

防災用の水は何リットル必要?家族人数別の備蓄量と保存方法

まとめ|地震が起きたら、まず身を守る

地震が起きたとき、一番最初にすることは自分の身を守ることです。

強い揺れの中で火を消しに行ったり、慌てて外へ飛び出したりせず、まず安全な場所で揺れがおさまるのを待ちましょう。

その後は、

火の元確認 → 出口確保 → 靴を履く → 家族の確認 → 情報収集 → 必要なら避難

という流れを覚えておくと、突然の地震でも行動しやすくなります。

地震はいつ起きるかわかりません。

普段から「地震が起きたらどうするか」を家族で話し合い、寝室や玄関、防災リュックなどに必要なものを準備しておきましょう。

参考情報

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