防災リュックを作ろうとすると、 あれも必要、これも必要。
気づけば、 パンパンで重いリュックになりがちです。
でも、 持って逃げられなければ意味がありません。
大事なのは、 「全部入れる」より「これだけ持って逃げる」を決めること。
まず最低限そろえたい10個
- 飲料水
- すぐ食べられる食品
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯
- 常備薬・自分に必要なもの
- ホイッスル
- マスク・ウェットティッシュ
- 雨具
- 防寒用品
これは「この10個だけで十分」という意味ではありません。
家族構成や持病、季節などによって必要なものは変わります。 まずは基本を作り、そこから自分用に足していきましょう。
防災リュックと自宅備蓄は別モノ
まず、 ここを分けて考えると準備がラクになります。
防災リュックは、避難するときに持ち出すもの。
自宅備蓄は、家で数日過ごすためのもの。
たとえば家族全員の水や食料を何日分もリュックへ入れたら、 かなりの重さになります。
全部背負おうとせず、 避難中に必要なものをリュックへ。
まとまった水や食料、非常用トイレなどは 自宅にも備えておきます。
防災リュックは「数日間の生活用品を全部運ぶバッグ」ではありません。
安全な場所へ避難するときに、 必要なものをすぐ持ち出せるようにするバッグと考えましょう。
防災リュックに最低限入れたい10個
1|飲料水
まず入れておきたいのが水です。
ただし、 自宅に備蓄している水を全部持ち出す必要はありません。
500mlサイズなど、 持ち歩きやすい水を無理のない範囲で入れておきます。
自宅に何L備えるかは、 防災用の水は何リットル必要?家族人数別の備蓄量 で詳しく紹介しています。
2|すぐ食べられる食品
避難中に使うなら、 調理しなくても食べられるものが便利です。
- 栄養補助食品
- ビスケット
- ようかん
- 小さな缶詰
- 普段食べ慣れているお菓子
など、 コンパクトで、そのまま食べられるものを選びます。
何日分もの食料をリュックへ詰め込むのではなく、 まとまった備蓄は自宅にも分けておきましょう。
3|携帯トイレ
意外と忘れやすいのが、 トイレです。
避難中や断水時には、 いつものトイレを使えない可能性があります。
防災リュックには数回分を入れ、 まとまった数量は自宅にも備蓄しておくと使いやすくなります。
家庭で何個必要かは、 非常用トイレは何個必要?家族人数別の備蓄量 でも解説しています。
非常用トイレ 120回分
断水や避難生活に備えて用意しておきたい非常用トイレ。 防災リュックには必要な回数分を小分けにし、残りは自宅備蓄として保管しておくと使いやすくなります。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
4|モバイルバッテリー
災害時、 スマートフォンは大切な情報源になります。
家族への連絡、 地図、 気象情報、 自治体からのお知らせ。
だから、 スマホの電源も防災グッズのひとつです。
モバイルバッテリーは 普段使いと兼用すると管理しやすくなります。
持っているだけで安心せず、 定期的に充電残量も確認しましょう。
Anker Zolo Power Bank(10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)
災害時のスマートフォン充電に備えておきたいモバイルバッテリー。 USB-Cケーブル一体型なので、ケーブルを別に探す手間を減らしやすく、普段使いと防災用を兼ねやすいモデルです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
5|懐中電灯
停電した夜の室内や避難路は、 想像以上に暗くなります。
スマホのライトだけに頼らず、 小型の懐中電灯を1つ入れておきましょう。
大事なのは、 リュックの奥底ではなく すぐ取り出せる場所に入れること。
充電式なら残量、 乾電池式なら予備電池も確認しておきます。
充電式 LED懐中電灯
停電時や夜間の避難に備えて、防災リュックへ入れておきたいLED懐中電灯。 Type-C充電式で、複数の点灯モードを備えたタイプです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
6|常備薬・自分にしか必要ないもの
ここは、 市販の防災セットでは補えない部分です。
- 常備薬・処方薬
- お薬手帳の情報
- メガネ
- コンタクト用品
- アレルギー対応食品
など、 「自分がないと困るもの」を考えます。
避難先ですぐ手に入るとは限らないものほど、 優先して入れておきましょう。
7|ホイッスル
小さくて軽いので、 入れておきたいのがホイッスルです。
閉じ込められた場合などに、 自分の居場所を知らせる手段になります。
リュックの奥へ入れるより、 肩ひもなど手が届きやすい場所につけておく方が使いやすくなります。
ネセクト エマージェンシーホイッスル
閉じ込められたときなどに、自分の居場所を知らせるための緊急用ホイッスル。 コンパクトなので、防災リュックの肩ひもや普段使いのバッグにも取り付けやすいアイテムです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
8|マスク・ウェットティッシュ
避難先では、 普段どおりに手洗いや入浴ができるとは限りません。
最低限、
- マスク
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
- 小さなポリ袋
などをまとめておきます。
小さなポーチへ入れておくと、 リュックの中でも探しやすくなります。
9|雨具
避難する日に、 晴れているとは限りません。
雨の日に傘を持つと、 片手がふさがります。
防災リュックには、 レインコートやポンチョなど、 身につけられる雨具を入れておくと便利です。
10|防寒用品
夜間や冬の避難では、 寒さへの備えも必要です。
とはいえ、 大きな毛布をリュックへ入れるのは大変。
コンパクトに収納できる エマージェンシーシートなどを入れておく方法があります。
Eco Ride World エマージェンシーシート
夜間や冬場の避難時に備えておきたいコンパクトな保温シート。 毛布よりかさばりにくいため、防災リュックの防寒用品として入れておきやすいアイテムです。
※価格・在庫状況は各販売ページでご確認ください。
入れすぎ注意。「これ、背負って逃げられる?」
防災リュックでありがちなのが、
「心配だから、とりあえず全部入れる」
という状態です。
でも実際の避難では、 階段を下りたり、 歩いたりする可能性があります。
完成したら、 一度背負ってみましょう。
- □ 自分で持ち上げられる
- □ 背負ったまま歩ける
- □ 階段を上り下りできる
- □ 両手が自由に使える
- □ 必要なものをすぐ取り出せる
重すぎるなら、 水や食料などを見直します。
「入るか」ではなく、「持って逃げられるか」。
これを基準にしてください。
家族によって追加するものは変わる
基本の10個ができたら、 家族に必要なものを追加します。
子どもがいる家庭
- おむつ
- ミルク・哺乳瓶
- 離乳食
- 子どもが食べられる食品
- 着替え
- 安心できる小さなおもちゃ
詳しくは、 子どもがいる家庭の防災グッズ|年齢別に必要なもの も参考にしてください。
女性が追加したいもの
- 生理用品
- 下着
- 中身が見えにくい袋
- 普段使っている衛生用品
高齢者がいる家庭
- 常備薬・処方薬
- お薬手帳の情報
- メガネ
- 補聴器関連用品
- 食べやすい食品
ペットがいる家庭
- フード
- 水
- リード
- 排泄用品
- 薬
共通の防災グッズだけでなく、 「うちの家族だから必要なもの」を忘れないことが大切です。
防災リュックは「すぐ取れる場所」へ
せっかく作っても、 押し入れの奥ではすぐ持ち出せません。
玄関収納や玄関近くのクローゼットなど、 避難するときにすぐ取れる場所へ置いておきましょう。
そして、 作って終わりにしないこと。
- □ 水・食品の期限を確認した
- □ モバイルバッテリーを充電した
- □ ライトが点灯する
- □ 薬の内容・期限を確認した
- □ 季節に合った衣類・防寒用品になっている
半年に一度など、 自分で忘れにくいタイミングを決めて見直すと続けやすくなります。
まとめ|まず5個入れるところから始めよう
防災リュックを調べると、 必要なものが何十個も出てきます。
全部そろえようとすると、 準備する前に疲れてしまいます。
だから、 最初はこれだけでもOKです。
今日入れるなら、まず5つ
- 水
- 食べ物
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
- ライト
そこから薬、 雨具、 ホイッスル、 防寒用品などを足していきます。
完璧な防災リュックより、今日持って逃げられる防災リュック。
まず家にあるリュックをひとつ出して、 5個入れるところから始めてみてください。
一人暮らし向けにさらに絞って確認したい場合は、 一人暮らしの防災リュック、中身は何を入れる?最低限必要なものリスト も参考になります。
参考情報
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